Archive for 2012
秋の耕耘
2012.11.17
肥料を散布したら、耕耘して土と肥料と藁を混ぜます。こうすると藁の分解が早く進み来春稲が成長しやすくなります(藁が残っていると春先に腐敗してきて、稲の根が傷んでしまう)
ここは魚沼でも特に涼しい所なので、植えた苗が早く根付くとその後の成長もスムーズにいきます。
それにしても初雪ももう降ったことだし、雪が積もる前に早く終わらせなくては!!
秋肥料
2012.11.16
収穫後に田んぼに肥料を撒いて、来年の作付けに備えます。
こうすることで、藁が腐植したり、土が肥えてきたりして土壌が豊かになります。
最近の田んぼは化成肥料を長年使っているので土自体に養分がほとんどありません。
でも何年か有機肥料をいれていると、だんだん土が肥えてきて、少ない量でも稲が育つようになります。
そうなるまでには3年~5年、場所によってはそれ以上かかります。
土と付き合うには長い年月がかかりますが、それも楽しみの一つなのです。
伐採
2012.11.13
今日は田んぼの畦に生えていて邪魔になっている木を伐採しました。
木で日陰になると、そこの稲だけいつまでも青ーくなってなかなか登熟しません(-_-;)
切った木は40cmぐらいにして、来年の薪にします。
伐採するときは軽トラをかなり離れたところにおくのですが、今回は木が大きかった為あと10Cmぐらいでぶつかるギリギリの所に倒れました(>_<) やっぱ下からみるのと倒れるのでは全然高さが違います。危なかった・・・
食べ比べセット
2012.10.30
気が付けばもうすぐ11月。
暮れに向けて食べ比べセット5%割引を用意しました。
これは魚沼産減農薬米と有機栽培米(無農薬)の二つが入っていて両方を食べ比べることができます。
お歳暮や各種贈答に大変喜ばれております。
宜しければHPよりご購入下さいm(_ _)m
そして食べた後の感想もコメント頂ければ大変うれしいです(^^)/
森の司
2012.10.28
映画「降りてゆく生き方」に行ったときに紹介されていたお酒「森の司」をみんなで飲みました。
添加物を入れていないので、本来の日本酒の味が楽しめてとてもおいしかったです。
飲み易かったせいか、結構いっぱい飲んでしまい、後半フラフラでした。(@_@)
良いお酒のおかげでとても楽しい時間を過ごせました。
いつか自分のお米でお酒を作れたらいいなぁ~、とまた夢が増えるのでした。
放射能取材
2012.10.24
今日は朝から放射能(原発)に関する取材が3件もたてつづけにきました。
内容は、新潟にある柏崎の原発が全てメルトダウンしたら、魚沼市も避難区域になる可能性がある。
ということについて、魚沼産のお米を作っている農家の立場からどう思うか?というものでした。
避難区域になれば、農業は当然できず、即路頭に迷う訳ですが、仮に何年かかけて除染できたとしても、その後の風評被害で再起はおそらく無理でしょう。
それに農地は3年放っておくと元に戻すのは非常に困難です。
放射能は、日本一のブランドも、有機栽培で培った安全な土壌も、先祖代々守ってきた農地も、農家の安全な物を作ろうという意欲までも、一瞬にして奪い去ってしまいます。
これを、子供達の代まで残したくはありません。
今、「私たちが」何とかしなければいけない課題だと思います。
酒蔵
2012.10.20
今代司酒造の酒蔵見学に行ってきました。
この蔵は新潟県でも2つしかない、醸造アルコールや糖類無添加、要するに米と糀と水で作るという本来のお酒作りをしている、希少な酒蔵です。
酒蔵見学をしたあとは、お酒の試飲会。一番気にいったのは「純米大吟醸」さっそく注文していた「森の司」と一緒に買って帰りました。
学園祭
2012.10.20
新潟市にある学校 新潟農業・バイオ専門学校 の学園祭「発芽祭」にいってきました。
まだできたての学校みたいで、今年の二年生が初の卒業生になるそうです。
生徒達の作った農産物等が売られていて、お米があったので思わず買ってしまいました。
他の人が作ったお米を食べるのも楽しみです(*^O^*)
休憩
2012.10.19
だいぶ秋らしくなり、心地よい気候になってきました。
わらを囲んでの休憩。
なんか癒やされるなぁ~
土
2012.10.16
田んぼの土を並べて、乾燥しています。これは全部土壌診断といって土の成分を分析するために乾燥させるのです。
土が悪いと病気になったり収量が少なかったりで良いことはないので、診断書を見て、足りない養分を補給します。
なんか人間と似ていますが、土もやはり生き物。ちゃんと面倒を見てやらないといっこうに良くなりません(>_<)
さらに人間と似ているのは、個性があって、色も赤、黒、茶色と様々です。(ぜんぶこの地区の土です)
この個性と向き合うのがまたおもしろいのですが、何年か耕作していると、だいたい同じような土質に近づいていきます。
最初は大変でもそうなるまで、ひたすら向き合っていくしかありません(まるで子育て!?)