Archive for 2011
肥料散布後
2週間以上前に自家製肥料を散布した田んぼに今日来ました。 そしたら肥料がまだ腐らずに残っていました。においを嗅ぐと発酵の(お酒のような)良いにおいがします。良い肥料は散布した後も腐りにくく、発酵し続けます。この肥料が作れるまで10年以上かかりました。
種籾
脱穀作業でつい忘れてしまうのが、種籾の保管です。これがないと来年の苗が作れません。脱穀して玄米になってしまうと種子として使用出来なくなるので、脱穀する前の状態でとっておきます。
脱穀
これが籾殻と玄米に分ける作業(脱穀)の場所です。細かく言うと脱穀以外の作業も入っているのですが、
籾マス(お米の貯蔵タンク)→粗選機(大きな異物を取り除く)→ロール(脱穀、籾殻と玄米を風で選別)→石抜き機(名前の通り)→米選機(小さいお米を取り除く)→計量器(一袋30Kgに計量) という流れになります。
白米にする場合はこれから更に 石抜き機→精米機→選別機(先日の精米選別機です)→計量器 という流れが加わります。
農家によってはこれよりさらに様々な〇〇抜き機を入れる所もあると思います。
口に入るものなのでこの作業には細心の注意を払います。
ぬか釜2
全部鋳物で出来ているのでひとつひとつが重く、25個ものパーツに分かれていました。
組み立てられた状態で送られてくるかと思った自分が甘かったです(^_^;)
まだ米を炊く釜と釜の蓋が来ていないので、試運転はおあずけです。
ぬか釜1
先日注文したぬか釜がやってきました。これはお米を脱穀したときにでる殻(もみがら)を燃やしてごはんを炊くという機械?です。
なんといっても電気もガスも必要なく、もみがらとお米と水があればご飯が炊けるという優れものです。
しかーし 写真では分かりずらいですが、中のパーツが1つありませんでした、、、 早速明日買った所に連絡しなきゃ(;_;)
それに部品の多いことにびっくりしました。
ぬか釜2へ
さっそく
早速精米選別機を使ってみました。
これできれいな白米に仕上がりました。
精米選別機
我が家に精米選別機がやってきました。
これは白米にした後、割れた米や小さい米をふるいで落とす機械です。
コイン精米器にもこの機能は無いので重宝します。
2001年秋
実は、この年は全くの無肥料 無農薬 無管理(耕耘、水やりも)で何もしない一年でした。
ただ種籾をばらまいただけの状態でもこのようになりました。
確か収量は一反3俵ちょいだった気がします。(ここらの平均は7.5俵)
しかしトラクターと田植機と苗作りに関わる一切の機械がいらなかった事を考えると、ひょっとしたらこっちの方がよいのでは‥
と思ってしまいました。
2001年夏
最初は弱々しかった苗も夏になればこの通り元気になりました。
2001年播種
これは2001年の種まき後の様子です。
普通「播種」というと苗箱に種を撒くことを言いますが、この時はいきなり田んぼに種をばらまきました。
それでもなんとか芽は出るものですね。