12月, 2022年
2022年大晦日
2022.12.31
皆様今年も一年大変お世話になりました。
今年の春先は幸運なことにハウスが飛ばされるなどの被害は無かったのですが、夏に大雨で畔が何カ所か決壊した所があり、まだ復旧がなされていない場所もあります。
ただ、災害の規模が大きい所は行政が入ってくれるのでとても助かります。
自然災害は侮れないのですが、山の田んぼも老朽化が進んでいることもあるように思えます。
来年は大きな災害が無いことを祈るばかりです。
秋の収穫は一部大変なところもありましたが、スタッフのがんばりのお陰で刈り遅れ無く無事刈り終えました。
そのお陰もあり、第一回全日本お米グランプリで金賞をとることができました。
来年も社員一同結束してより良いお米をつくっていきたいと思います。
そしてこれからも皆様に叱咤激励いただければ幸いです。
それでは皆様、良いお年をお迎えください(^^)/
魚沼のお米農家が作った「うおぬま白糀」1kg
お米の原料は自分の家で作っている「減農薬栽培魚沼産コシヒカリ」を100%使用しています。
【原料白米の製造】
玄米の状態
↓
石抜き機にかける
↓
精米
↓
色選
↓
原料白米の完成
【糀作り】
米浸水米浸水
↓
脱水脱水
↓
蒸らし蒸らし
↓
攪拌・冷却攪拌・冷却
↓
種菌混合・攪拌種菌混合・攪拌
↓
容器に入れ、加温容器に入れ、加温
↓
何度か切り返し何度か切り返し
↓
約2日後、糀の完成約2日後、糀の完成
という手順を経て白糀が完成されます。
これを「うおぬま白糀」と命名しました。
味噌や、塩糀・魚を漬けたり甘酒を作ったり・・色々なご使用方法をお試し下さい。
自分でお米を作っている農家ならではの値段です。
乾燥糀ではありません。生の菌が生きている生糀です。
生ものですので、要冷蔵にて5日以内にお使い下さい。
大雪⛄
2022.12.19
コンクールが終わってからすぐに圃場整備に取り掛かっていました。
雪が降るまであと僅かなので急ピッチで進めています。
田んぼの深い所に砂を入れたり↓
溝を掘ったり↓ (湧き水の量にビックリ!!)
溝の出口はこの量!! もはや川です↓
暗渠排水をしたり↓
たまに整地したり↓
そしてついに雪がチラホラ・・
そしたら一気にドーン⛄↓ (1日で降った量です)
作業場の脇はもうこんな↓
これを見るとやっぱり雪国なんだー って実感します。。
南魚沼の方は田んぼに雪が全然ないよー なんて噂も聞きましたが、ここは魚沼の中でも屈指の豪雪地帯でした(/・ω・)/
山を降りたらテレビの取材も来ていた程旧守門村がすごい積雪量になっていたようです↓
ユンボを返却するにもトラックが出せない状況になってしまいました。
もはや圃場整備どころではありません。
そして配送業者も集荷に来れないと連絡がありました。
ご注文をいただいたお客様には大変申し訳ございませんが、到着が遅くなってしまう場合があります。
すぐに降りやめばいいのですが、ここ何日かはこの状態が続きそうです。。
ご不憫をおかけして申し訳ありませんが、しばしの間何卒ご容赦くださいm(__)m
優秀賞受賞!!
2022.12.10
日本最大の米コンクールが来年新潟にやってきます。
場所は津南町という所なのですが、うちから50分くらい車で行った場所になります。
ちなみにここでとれたコシヒカリも魚沼産になり、私が所属している「魚沼ブラザーズ」のメンバーも何人かいます。
その津南町に来年日本最大の米コンクール「米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」が開催されます。
今年はそのプレイベントということで国際大会と同じ方法(食味審査)でコンクールを行いました。
食味審査とは、実際に審査員が炊飯されたお米を試食することを言います。
そして評価した後順位をつけていきます↓
審査時は真剣そのものです。
審査はまず見た目のテリや白度、粒揃いなどを見てから香り、粘り、固さ、食感、甘さ等の詳細な項目で評価していきます。
後で出品米を試食できましたが、個性の違いはあるもののみんな美味しい!!
それもそのはず出品者の名簿をみると色んなお米の大会で賞をとっている方ばかりでした(*_*;
そしていよいよ発表・・ ・・いつも緊張します。。
結果は・・・ 優秀賞でした!!
これはオリンピックで言うところの銀メダルです。
惜しくも1位にはなれませんでしたが、このメンバーで2位になれれば最高です!
miss酒japanと記念に一枚↓ ちょっと鼻の下が伸びてますね(≧▽≦)
こちらが頂いた賞状です↓
昔は泥が男の勲章ダッ!! と言わんばかりに田んぼを這いずり回っていたので(笑)賞をもらった記憶が無いのですが、こうして良い賞をいただくと嬉しいものですね(*’ω’*)
ちなみに同じ日にシズオカのコンクールもありましたが、こちらは最終審査までいきましたが、金賞はとれませんでした😥
あと一歩で金賞だったので悔しかったです。。
この思いを機に来年こそは金賞ラッシュでいきたいところです。
お米グランプリの金賞と共に一枚↓今年の成果です。
20代の農業を始める前はお米の違いなどは全く分からなくて、栽培方法も慣行栽培しか無いと思っていたのですが、食味鑑定士や米穀検査員をとって自分で確かめていくうちにこんなにも品質に違いがあるのかとビックリしました(/・ω・)/
ですが、やはり自分を育ててくれたのは間違いなくお客様の声が一番だったと思います。
これからも、より良いお米を作っていきたいと思いますので、時には厳しくたまには優しく(‘ω’) 叱咤激励していただければ有難いです。
金賞受賞!
2022.12.4
12月3日に行われた「全日本お米グランプリin北広島」に行って来ました。
このコンテストは今年初めて開催するということもあって出品しましたが、上位30名に選ばれていたので現地まで行きました。
今日は審査員が実食してこの中からさらに10名に絞られます。
そしてその中から準グランプリ2名とグランプリ1名が決定します。
いつもですが、コンテストの結果発表は緊張します。。
朝10時からの審査が午後3時半頃ようやく終わりいよいよ発表です。
・・結果は 「金賞」でした!!!
グランプリは逃したものの上位10名に選ばれてとても光栄です!
授賞式の様子↓(私は一番右にいます(‘ω’)ノ)
新潟勢も結構来ていたので記念に一枚↓
出品者を見ると結構有名どころが多くびっくりしました。
苦節22年、最初は有機が作れるか作れないかで四苦八苦していましたが、それからは高食味を目指してようやく栄えある賞をいただくことができました。
これも支えてくれたスタッフや家内そしてお米を食べて頂いているお客様のお陰です。
これからも、もっと追及して安全でおいしいお米を作っていきたいと思います。
・・それにしても広島は高校の修学旅行以来だったのですが、道が広くて大きな都市でした。
食べ物もおいしくて、、特に生牡蛎最高でした!
また来年も行けるようにお米作り頑張っていきたいと思います(‘ω’)ノ
土木作業 擁壁編
2022.12.2
いつもなのですが、稲刈り後は土木作業員になります。
これは擁壁と言ってL字型のコンクリートを埋めて壁を作る方法です↓
今までの土で出来た法面だとこんな感じです↓
これだと土がどんどん削れていくので最終的には上のコンクリートの地面が割れてしまいます。
雪国でなければしょうがないで済むのですが、雪国は家の周りに水を回して雪を解かすのでこのコンクリートが割れることは冬を乗り越えられなくなるかもしれない一大事です(*_*;
2.3年前から徐々にコンクリートが割れてきて直さなきゃと思っていたのですが、何せ大工事になるのでためらっていました。
しかし今年の1.2月の大雪でトドメを刺されたらしく、ちょっとの修理ではどうにもならなかったので思い切って直すことにしました。
工事開始!ここまで掘らなければいけません↓
作業場の脇も同時設置↓
擁壁を置くとこんな感じ↓
最初の所は二段にして、夜にようやく終わりました↓
終わりましたと言ってもこれから生コンを頼んで水の流れる面を作らなければいけないのですが、一旦終了。
明日から広島で開催するコンテストに出場してきます。
かえって来るまで雪が降らないことを祈るのみです(/・ω・)/