2012.2.27
只今ユーストリームの放送準備中です。
8時からの放送になります。
ぜひご試聴お願いします(^^)/
2012.1.21
毎年恒例の肥料作りの時期がやってきました。
色々な有機物を混ぜて肥料を作るのですが、うちで作っているのは有機肥料のなかでも「ぼかし」という肥料にあたります。
この「ぼかし」は菌を繁殖させることにより肥料の効きをゆっくりにする「ぼかす」ことから来ている名前らしいのですが、私が作っているものは化成肥料と同じ早さで効いてきます。
早く肥料を効かせることは結構大変なのですが、中山間地で地温の上がらないところではこういう肥料にしないと最初の生育がよくなりません。
そして何よりも大事なのは「菌そのものを田んぼに入れる」という事が大事です。この「菌」は良いものから悪いものまで様々ありますが、良い菌を繁殖させて撒ければ、生育や食味や病気予防、雑草の減少にまでつながります。しかし有機物をそのまま入れるのは非常によくありません。何故なら「腐敗」が進んで先程とは真逆の効果になってしいまいます。
そうなったら大変なので、有機物に良い菌を繁殖させて撒いています。そうすれば稲はとっても喜んで育ってくれます。
2013.1.10
皆様、今年も宜しくお願い申し上げます。
最近色々とファイルを整理しているうちに、10年前の写真が出てきたので、ご紹介します。
といってもただの草むら画像?のようにしか見えないと思います。
実はこれは最初の頃の有機栽培の写真です。
稲が無い!ものや草しか見えないものなど、とてもたんぼとは言えないものばかりです。
稲や土のことがまだ分からなかった当時、がむしゃらに種をまき、がむしゃらに草取りをして週一で整骨院に通っていました。
しかし、自然にはかなわない事を、そして人間の非力さをいやという程思い知らされた時でした。
例え自分の力が5倍、10倍になったとしても、自然からは針の先のようにしか映らないという感覚を覚えました。
「自然と共に生きる」これは「そうできれば良いこと」ではなく「そうしなければ続かない」事を意味していると思います。
人は自然という大きな生き物の一つの細胞でしかなく(しかも手足の細胞に近いような気がする、、)その細胞が全てをコントロールするのはおそらく無理でしょう。
そう知った時から、自然を少しは理解するよう自分なりに努力してきました。
今は、一年に草取りは最高で3回たんぼに入っています。
今年は・・草取りゼロに挑戦してみたいです。
「自然と共に生きる」事はひょっとしたら最高に「楽」になれるということを意味しているのかもしれませんね(^_^)
2012.12.31
気づいたらもう大晦日になりました。
今年は雨が降らなかったり、圃場整備で田植えが送れたりでとても忙しい年でした。
そんな中でも、手伝ってくれる人や、励ましてくれる人に助けられ、支えられてやっと乗り切った年でもありました。
つくづく「人は一人で生きているのではない」という事を実感しました。
課題も多く、来年には変えなければいけないこともたくさんあります。
しかし、減農薬栽培、有機栽培の手応えをしっかりと感じた一年でもあります。
「良食味・多収・安全」これはどれが欠けても農業を続けることはできなくなります。
今まではこの3つを得る事は難しかったのですが、それができるという可能性を知った年でした。
毎年、毎年、農業は初心者です。
また来年も初めて田んぼに種を撒いた時のように、新鮮で、感動する稲作をしていきたいと思います。
お米を買ってくださった皆様、手助けをしてくれた皆様、誠にありがとうございました。
それでは、よいお年を!
2012.12.21
今日長年使用していたユンボを入れ替えました。
中越地震の時にたんぼが壊れてどうしようもなかったので、急遽安価なものを探して県外までいって買ってきてからもう7年。
圃場整備はもちろん、木の伐採や自分の家の解体まで相当がんばってもらいました。
しかし御年20年以上・・さすがにあちこちガタがきて最後にはしょっちゅうキャタピラが外れていました。
そのお陰であまり必要のない能力「キャタピラはめ」の技術を習得しました。
トラックで運ばれていく姿になぜかドナドナ・・・とつぶやいてしまいましたが、これからは(多分海外で)第三の人生?ユン生??を過ごすことでしょう。
ありがとう黄色いユンボ・コベルコバックホーSK03! 世界のどこかでがんばれーー(
^o^)ノ