今年も色々な所を重機で整備しました。
この地区はこんな大きな石がゴロゴロしています。
中にはユンボで出せない程大きなものもあるので、そいいう石が出ないように祈りながら作業をしています。
お約束の畦直しです↓
私の前に所有していた人が直すことが出来なかったので私が直すことになりました。
こういうことがよくあります。。
直し途中画像↓
ユンボが小さくてちょっと大変でした(*_*;
これは畦直し用の土を出した所です。
かなり大きな穴が開きました。
重機で穴を掘ってみると、同じ集落でも土質の違いがかなりあることに気づきます。
同じようにお米を作っていても育ち方や食味が違うのもうなずけます。
ここは田んぼの一角ですが、表土が黒く40センチ位の厚さになっています。
ここまでなるのには相当な年月が経ったと思います。
しかし、圃場整備の時にこの表土を取ってしまう場合があります。(今年業者に任せた所で取られた田んぼが一枚ありました)
そうするとまともなお米が出来るまでに最短でも5年はかかります。
田んぼにとって表土は命なので、表土を取ったら何も残りません。
ちなみにその田んぼは窒素を10キロ入れても反収2俵程度でした。(農家が見ればビックリするほど少ないと思います。。)
長い年月を経て人と共に生きてきた農地を形だけでなく生きた農地として維持していくこともこれからの課題だなぁと思いました。