肥料つくり
2012.1.21
毎年恒例の肥料作りの時期がやってきました。
色々な有機物を混ぜて肥料を作るのですが、うちで作っているのは有機肥料のなかでも「ぼかし」という肥料にあたります。
この「ぼかし」は菌を繁殖させることにより肥料の効きをゆっくりにする「ぼかす」ことから来ている名前らしいのですが、私が作っているものは化成肥料と同じ早さで効いてきます。
早く肥料を効かせることは結構大変なのですが、中山間地で地温の上がらないところではこういう肥料にしないと最初の生育がよくなりません。
そして何よりも大事なのは「菌そのものを田んぼに入れる」という事が大事です。この「菌」は良いものから悪いものまで様々ありますが、良い菌を繁殖させて撒ければ、生育や食味や病気予防、雑草の減少にまでつながります。しかし有機物をそのまま入れるのは非常によくありません。何故なら「腐敗」が進んで先程とは真逆の効果になってしいまいます。
そうなったら大変なので、有機物に良い菌を繁殖させて撒いています。そうすれば稲はとっても喜んで育ってくれます。
カテゴリー: 魚沼産コシヒカリ奮闘記