10年前
2013.1.10
皆様、今年も宜しくお願い申し上げます。
最近色々とファイルを整理しているうちに、10年前の写真が出てきたので、ご紹介します。
といってもただの草むら画像?のようにしか見えないと思います。
実はこれは最初の頃の有機栽培の写真です。
稲が無い!ものや草しか見えないものなど、とてもたんぼとは言えないものばかりです。
稲や土のことがまだ分からなかった当時、がむしゃらに種をまき、がむしゃらに草取りをして週一で整骨院に通っていました。
しかし、自然にはかなわない事を、そして人間の非力さをいやという程思い知らされた時でした。
例え自分の力が5倍、10倍になったとしても、自然からは針の先のようにしか映らないという感覚を覚えました。
「自然と共に生きる」これは「そうできれば良いこと」ではなく「そうしなければ続かない」事を意味していると思います。
人は自然という大きな生き物の一つの細胞でしかなく(しかも手足の細胞に近いような気がする、、)その細胞が全てをコントロールするのはおそらく無理でしょう。
そう知った時から、自然を少しは理解するよう自分なりに努力してきました。
今は、一年に草取りは最高で3回たんぼに入っています。
今年は・・草取りゼロに挑戦してみたいです。
「自然と共に生きる」事はひょっとしたら最高に「楽」になれるということを意味しているのかもしれませんね(^_^)