有機の田植えも終わり、いよいよチェーン除草の時期がやって参りました。
まずはベテランのチェーン除草。
ももの上がり方が違いますね!!
こちらはルーキー。
一生懸命引っ張っていますが、まだまだ田んぼの中での歩き方がぎこちないですね。
そして最後はこの道ウン十年、私ことチェーンプロが美しい引っ張り方をお見せ致します。
・・・・・!!
・・・画像が無いなっしー!
本当に引っ張ったんだなっしー!!
本当に!・・・
苗を手で植える時は、目印がないと曲がって植えてしまいます。
そんなときに欠かせないのがこの「ワク」
(色んな呼び方があります)
これをたんぼに転がすことによって均等な四角の線が付きます!
これは骨董品で、Amazonでも簡単に買うことはできません。
これを作ることも大変だと思うのですが、昔の人はよく考えたものですね。
このワクを持ちながら(被りながら?)
手植え大好き星人が植えやすい田んぼを探しに行きました。
来週はあなたの町にも出現するかもしれません。
そんなときは気軽に声をかけてあげてください。
たぶんじっと見つめられると思います。
そして近くに植えやすい田んぼがあったら教えてあげてください。
・・・勝手に植えます。
でも、ワクを頭から取ってしまうと3分しか持ちません。
そんなときはやさしく声をかけてあげてください。
確実にじっと見られますが。。
連日の猛暑で雪がぐんぐん消える中、種撒き真っ最中を迎えております。
今年は雪が多くて苗を置く場所を作るのに苦労していましたが、やっとのことでハウスを作ったと思ったら今度は暑い日続き!苗がどんどん成長しています。雪解けが遅いからと言って油断していました。。
連休明けにはもう田んぼに入れます。
それにしても今年は、種を撒いてから雨風が殆ど無かったです。
毎年ハウスが飛びそうになったり(飛んだり)雨雪の中苗床を作ったりしたのですが、今年は全くそのような事がありませんでした。
14年の経験の中で初めてです。なんかこの先の天気が怖いです。。
異常気象にならないように、お天気様にお願いしてみます。
あ、決して変な雨乞いはしませんよ~(^^ゞ
今年もいよいよお米作りが始まりました!
一番最初にする事が「種籾消毒」です。
昔は一般的に薬を使っていましたが、最近はお湯に浸けるだけです!
60℃のお湯に浸けると病原菌が殆ど死滅するのでこの方法がスタンダードになってきています。
元々は農薬の無い時代に開発された技術なのですが、農薬全盛期の時代を過ぎ、もう一度見直された技術でもあります。
時代の流れはどんどん農薬を使わない方向になりつつあります。
良いことですね(^^ゞ
種籾をお湯で殺菌してからは、冷水に浸けておきます。
今はこれを機械が温度管理や水の循環を24時間してくれているので助かります。
昔はサーモスタッドやヒーター、水中ポンプなどを買って手作りでやってました。
(しょっちゅう見なければいけなかったです(>_<))
稲作は始まったのですが、この雪・・・
今年は雪が多く、なかなか消えません。
あせって重機で掘ってます。
そして人力でも掘ってます。
しかし、固い!!氷のようです。
種を水に浸けたらもう後戻りはできません。正確にその後の予定が決まってきます。
ハウス作りは間に合うのか!?
いや間に合わないと!!
皆で力を合わせてがんばりまーす!!!
私が所属する有機栽培グループ「あふあふ倶楽部」の重鎮2名が稲作の第一線を退く事になりました。
20年以上有機栽培に取り組み、日夜格闘し続けてきたご両名。
今までの苦労は計り知れなかったと思います。
農薬全盛期の時代に「農薬を使わない」決断をするというのは並大抵の事ではありません。
それは、草との戦いだけではなく、経費の問題や近隣との関係までも含め、体力的・精神的に並外れたものがないと到底叶うことではありません。
世の中何かがおかしいと思っても、採算や色々な問題が振りかぶってくると大抵の人は諦めてしまいます。ですがこの方達は、それをもろともせず「ブレない」生き方を貫き通しました。
稲作だけでなく、人生の生き方そのものを教えて頂いた方達でした。
私がこの会に最初に入ったとき「ここだ!!」という衝撃を覚えたことを今でも鮮明に覚えています。それは、砂浜の中からダイヤを見つけた様な感覚でした。当時私は山の中でひっそり草と格闘していましたが、まさか同じ方向を向いている方々がいるとは思いもよりませんでした。会合の後の帰り道、うれしくて号泣した事を思い出しました。
ですが、その会合も決して穏やかなものではありませんでした。有機栽培といっても作り方は千差万別で、時にはケンカにもなりながらお互いの意見をぶつけあっていました。しかし、その「魂のぶつかり合い」が非常に心地良かったのです。遠慮して言い合うことの少ない現代、こんなにも本音でぶつかり合う事が出来るのかと驚きました。ですがそれもお互いのことを深く信頼し合っているから出来る事だと思います。
魂がぶつかり合って出る火花のようなものが、私を心地良く、時には激しく照らして、それが私の魂のさらなる情熱にもつながってきたことは、まさに意を「伝える」本質なのではないかと思います。
多くの事柄を教え、伝えて頂いたご両名に大変感謝致します。
そしてこれからも末永くご健在であってください。
農協の青年部第二回総会が行われました。
去年の設立総会からもう一年!
早いものですね~。
今年も視察に行ったりして、精力的に活動していきます。
部員は、お米を作っている人だけでなく、園芸に取り組んでいる人の方が多いように思えます。
魚沼地域はお米が有名ですが、実は園芸も盛んに行われています。
代表的なものは「ユリ」ですが、その他にも様々な花、野菜(冬に出荷するふきのとう、たらの芽なども含む)など栽培されています。
総会に出ること自体が異業種交流みたいで、とてもいい勉強になります。
ちなみにこちら。青年部の連絡委員の皆様です。
総会の様子は開会のあいさつをする事に気をとられていて写せませんでした(泣)
これからも魚沼をピーアールする為に一致団結してがんばっていきます(^_^)/~