冬真っ盛りなので、肥料作りを開始します。
と、思ったのですが、肥料に混ぜる炭が無いことに気づきました。
遠い記憶を呼び起こしてみると、、雪の下でした。。
それもただ雪の下ではなく、除雪車が雪を飛ばしていった所の下でした。
ざっと見て8mぐらい積もってます(-_-;)
いくら重機でも一筋縄ではいきません。
(そこまで行くのに一苦労です)
かたーい雪をガリガリ削ってやっと底を掘り当てました。
見下ろすと、かなり深ですね。怖いです。
雪が崩れると嫌なので、素早くお目当ての物を掘り出して、早々に退散します。
それからようやくいつも通りの発酵肥料作りに邁進しました。
ぐるぐる回る混合機でひたすら肥料を攪拌します。
命の危険と隣り合わせだったさっきの作業がウソのよう。
どんなに危険を冒そうとしても、目が回るくらいです。
いや~ 平和っていいですね(^_^;)
‘魚沼産コシヒカリ奮闘記’
肥料作りたいけど雪の下に・・
冬ですね。肥えますね。
いやー 凄い雪ですねー。
ここのところずーーーっと雪が降っていたのですが、今日は結構良い天気(正確には曇りですが、、曇りが良い天気に感じてしまいます)なので除雪をしています。
除雪をしないと春の育苗に間に合わないので、スノーダンプでひたすら堀り続けています。
なんか季節感の無い人が混ざっていますが気にしないでください。
こちらは「道脇の雪が電柱の線に付きそう」画像です。
冬の間は体が鈍るので除雪は良い運動になります。
それでも夏に比べると体を動かさなくなるのですが、食欲は変わりないのでそのまま食べ続けます。
そして先日あろうことかそのまま人間ドックに行ってきました。
結果、先生から「太ってるとは言わないけど、ほとんど太っている感じだね」
と、ぽっちゃり宣告をされてしまいました。
私にも恥じらいはあるようなので何キロかは言いませんが、人生至上最高の重さでした。
その後のご飯がのどを通らないことって言ったらありゃーしない!
次の日なんてご飯に玄米を入れてくれって奥様に懇願して入れてもらったのはいいけど、「ちょっとかたいなぁ・・」とツイッターの10分の1ぐらいでささやいたら「テェメーがいれろっっつっったんだろー!!」と魚沼のアルプス山々に怒号がコダマするほどの剣幕でした。
ハイジも振り向きます。
かつてマクロビで痩せた栄光が忘れられないのでしょう。
でも、単なる食べ過ぎです。
もう正月は過ぎたので、大食いはほどほどにします。。
追伸 ふとったことを朝礼で皆に告白したら、「いやぁ、、そんなことないっスよ・・・筋肉ッスよ!」と言われました。
みんな・・必死のフォローありがとう!人間の鏡ですな!。
これからもヨロシク!そして私は脂肪と戦い続けます!!
↑
米つくれっ!!
想いを心に。
今年もあと僅か。
一年を振り返ると、新しい取り組みが出来たり新入社員が来たりと稲作14年目にしてさらに新しいステージに入ったと思いました。それと共に稲作を取り巻く状況の変化が年々早くなっているとも感じました。
そして、お客様を始め今まで以上により多くの方に支えられた一年でもありました。
しかし、悲しい出来事もありました。
ごく最近ですが、毎年お米を買って頂いているお客様(というか、ご意見番的な存在)がお亡くなりになったという連絡がきました。その方はお米の食味にも詳しく厳しい意見もたくさん言っていただきました。食味が肥料の違いだけではなく、田んぼの違い、水管理の違い、刈り取り時期の違い、精米方法の違いでかなり変わってくる事はこの方に言われて気づいたと言っても過言ではありません。厳しい意見を言われた後は「来年は感動するようなお米を作ってやる!」と意気込んだものでした。それだけに毎年お米を発送するときは、期待と不安でドキドキでした。
遠方に住んでいた方なのですが、いつか、誰にでも認めてもらえるようなお米が出来たら、墓前にご飯を持ってお参りに行きたいと思います。
そして、お客様から教えて頂いたことは全て自分の心に刻み、経験という宝にしてこれからも「良い」お米を作っていきたいと思います。
それでは、皆様一年間大変ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
うおぬまのお米農家 代表 小岩孝徳
お酒 できました!
今年の秋、稲刈り体験の時みんなで刈った酒米「五百万石」がついにお酒になりました。
(ご注文頂いた方は既にお手元に届けられているかと思います。)
お米は減農薬栽培で除草剤一回のみと、スズメをひたすら追い払った労力が込められています(^_^;)
お酒は糀や掛米すべて今回作った五百万石で作りました。
私が飲んだ感想は、甘口でうま味のあるとても良いお酒だと思います。正直感動しました(ToT) 玉川酒造様の熱意が伝わってきます。
今回初めての取り組みなので分からない事が多かったのですが、来年再来年とどんどん進化
させていけたらと思います!
そして違う種類の酒米にも挑戦していきたいです。来年は山田錦!?にでもチャレンジしようかな(笑)→(関東では超不向きですね・・)
忘年会
今年ももう12月。有機の会で忘年会を行いました。
おいしい郷土料理や30年ものの日本酒!!を頂きました。
そして今年の良かったところ、反省点、色々意見が飛び交いまた来年挑戦しようと皆意気込んでいました。
昔は、どうやったら有機でお米を作れるかの議論が朝まで続いたようですが、今は食味等の品質を良くする事が話題となることが多いです。
全国的にも新品種・新技術が出来るなど農業技術の発達は目覚ましいようです。
それに加え、大手企業の進出、巨大植物工場の建設など、これから農業の形はこの10年間で様変わりする事でしょう。お米も野菜も間違いなく単価が下がっていくと思います。(災害などがあれば別です・・ない方が良いですが・・・)
しかし、農業にとって大切なことは、土(土地)と共に生きるという事に変わりありません。
これは農業の形が変わってもずっと続く事でしょう。
このような過渡期でもそれを忘れずに、来年も楽しくいきたいと思います(^_^)/~
今年の成績&精米所
今年一年の成績が出ました。
今まであまりお米を計器で測ったことが無かったのですが、農協で測ってもらいました。
最後のSSとかいうのがお米のグレード?みたいなもので、一応最高でした(^_^;)
ですが、欲を言えば右中のスコア(食味値)が90以上出ればいいな~と思っています。
なにはともあれ一安心。数字で出るってなんか緊張しますね。
そして小さいですが、精米所もようやく完成しました。(画像暗い・・)
この精米所を作るにあたっての目的は「365日低温管理」と「外界からの密閉」です。
これらは、お米は「生鮮食品」という観点からどーーーしても必要と思い外せなかった事柄です。
精米所内は「土足厳禁」「開放厳禁」「水濡れ厳禁」「汚い服厳禁」「おしゃべり厳禁」「恋愛厳禁?」ということですが(最後変なのありましたね)、我が農園で社員から恐れられている「厳禁多発」ゾーンです。
これも、行き着く所は精密機械を作る工場のクリーンルームですが、千里の道も一歩からとい言っていたような気がするので、ここから始めたいと思います(^_^)/~