2018.4.12
この度違いの分かる男タナキャとユーチューバーになりました。
うおぬまコメブログ!
ゆるーい感じで始めています。
初回は除雪を撮影しました。
雪の山からのショット。
長い冬も終わり毎日残雪を溶かしています。
除雪機で雪を飛ばして
ユンボでひたすら排雪!
資材置き場までの道も全部掘り起こします。
と思ったらユンボの先にカメラ小僧が!!
最近カメラを覚えたのであちこちに出現します(・д・)
そんなこんなでもう温湯消毒開始です。
ここから一年の稲作がスタートします!!
これもカメラ小僧が撮りました(・д・)
作業をしていると自分を撮ることができないので助かります。
消毒が終わったら10℃の水に浸けておきます。
これを10日続けると芽が出る準備が整います。
これからハウスを建てたり種まきをしたりと忙しい日々が続いていきますが、晴天に恵まれることを祈るばかりです(^_^)b
寒い冬も終わりだいぶ暖かくなってきましたね(^_^)/~
この度JA北魚沼青年部総会が行われました。
私はようやく部長の職を他の方に渡す事ができました。
開会のスピーチもこれで最後となります。
総会後の講演では、育種の専門家に種子法についてご教授頂きました。
最後に皆で記念撮影。
懇親会では卒業生に花束贈呈。
今までご尽力ありがとうございました!!
ここで少し真面目な話。
ずっといつ書こうか悩んでいた事ですが、この度育種の専門家にお会いできたので書くことにします。
それは色々なところで言われている「種子法廃止」です。
ネットでも様々な情報が出ていますが、簡単に言うと種子の供給を公共から民間に移譲することが目的とされています。
今まで米農家は県が開発した種子を購入していました。
それは非常に安定的で安価で購入出来ていました。
種子法が廃止になったときに「なぜ???」と思ったのを覚えています。
マスコミは違うニュースばかりでなぜこんな大事な事が全く報道されないのか?と疑問に思っていました。
しかも「改定」ではなく「廃止」です。
それは種子の権利を公共が手放すという事です(それだけではなく、各県が必死に開発してきた技術知識等もすべて民間企業に明け渡せということです)
名目は民間企業が活性するためと言います。ただ外国の企業に比べ日本の種子会社は非常に規模が小さく、資本に外資が入っている所もすでにあります。
これは「どこの企業のためなのか??」と思ってしまいます。
「種子を制するものは世界を制する」とは有名な言葉ですが、これは日本人の言葉ではありません。
種子がなければ食べ物はありません。
そして公共がまず守らなければいけないことは皆の命ではないでしょうか?
種子が自分たちのものにならないのは命を握られていることと同じだと思います。
ただ、誰かではありませんが、安心してください! 人がバタバタと亡くなるようなことはありません。
なぜなら種子が高くなっても農家が大変になり、消費者が購入するときの価格が少し高くなって、すぐには体に異常が現れない程度の毒が入っているだけです。
商売相手が亡くなってはビジネスになりません。
すでに海外企業が米の種子を売っています。ただ、、現種子の10倍近い値段になります。
そして放っておけば遺伝子組み換えの米ももう販売間近です。
除草剤耐性稲(畦に使う強いやつ)やトウモロコシ遺伝子入り稲。。。
この除草剤耐性稲と農薬をセットで購入して、除草剤空中散布すれば、畦の草も田んぼの中の草も一気に無くなります。
そしてさらに虫が食べると細菌毒で死ぬ様に作り替えておきました。。ということです。
すでに人間の食べるものではないような気がしますが、現実にアメリカも日本も農薬の成分である「グリホサート」の許容値を緩和しています。
特にアメリカはひどく緩和しています。
準備は始まっているようですね。
ただ、稲よりも小麦は深刻です。アメリカでは除草剤を収穫前にかけてわざと枯らすことにより乾燥のコストを大幅に削減しているところもあるようです。
これは生育中期に草を枯らすためではなく収穫前に本体を枯らすという日本では考えられない発想です。
ですが、これまで挙げて来たことはすべて「お金」のみを考えてきた流れだと思います。
私がずっと思っている「安全性」と「採算」の両立は難しいという所にぶつかります。
日本で有機農業が拡大しないのは、まさに「採算」が合わないということだと思います。
昔の農家は体に良くないと思いながらも農薬を使い初め、それが一気に広がり現在に至ります。
食糧難を乗り切るためには農薬が必要だったからという事もありますが、遺伝子組み換えも一気に広がるのでしょうか?
食べ物が無い時代に作るのと、他国のビジネスの為に作るのでは違うような気がしますが、このまま「お金」のみをベースに考えてしまったらあっという間に広がってしまうでしょう。
もう一度原点に戻って考えてみたいですね「お金」と「生きる」ということを。
一時は除雪の目印のポールが曲がったり、
90年代のヤンキーみたいになったり、
していましたが、ここのところ晴れが続いたので除雪を開始しました。
地面をえぐらないように慎重に慎重にやっています。
除雪機が飛ばした山があまりの高さになっていたので、山の上から地面までどのくらいあるか計測してみました。
ユンボにメジャーをくっつけて。
下に垂らします。
何と!!
7m33Cmでした!!!
これを4月上旬までに撤去しなければいけません。
もちろん業者の力も借りますが、最後は自分でしなければなりません(・д・)
これからあっという間に春の田植えに突入します!
徐々に体を慣らして行って5.6月のフル稼働に向けてウォーミングアップしていきます(^_^)/~
恒例のボカシ作りのための炭を掘り出しました。
1トンの袋に入っているのでユンボでないと持ち上がりません。。
パレットに乗せてフォークリフトで搬送。
雪が降っていなくて良かったです!(^^)!
(雪が少しでも降るとフォークリフトは使えませんっ💦)
そして最近大雪だったので倉庫の屋根が心配で登ったら、、、
きゃーーー!!!
大変(=_=)
雪庇が詰まってやばいことになっていました。
なんかサーファーが波に呑まれる瞬間を想像してしまいますが、ここは雪国です。
気を確かに持って恐る恐る近づきましたが、、、内側がキレイに凍っています。
思ったより固いです。
雪国は雪は多く降るのですが、気温が割とあたたかいので普通は下に落ちていきます。
今年はよほど寒かったせいか屋根で凍って下の雪につっかえていました!
さて・・・ 下から雪をどかしていくと、ある時点で屋根の雪が落ちてきて下敷きになります。
やむを得ず屋根に登って上から落としていく事にしました。
屋根の頂上から見ました、、
車が小さい。
除雪機も小さい。
スノーダンプはもっと小さい。。
振り向けば良い景色。
肝心などどどーーー!っと雪が落ちる瞬間はあまりの恐怖で写メどころではありませんでしたが^^;
なんとか生還しました。
それにしてもやっぱり人の気配が無い画像ばっかりですね(。・ω・。)
最近も変な天気が続いております。。
1週間晴れたと思ったら、その分まとめて降ったり、、、
天気が良い日はこんな感じでした↓
いつも思いますが、晴れれば雪はキレイですね(。・ω・。)
積雪はこんな感じです。
最近魚沼市の守門(スモンと呼びます)がよくテレビに出ているらしいので、多方面の方からねぎらいの言葉を頂くことがあります。
誠に感謝致しております。
雪の中に埋まって生活しているので人の温かみが何倍にも感じます。
ちまたは大雪で騒いでいるところなのですが、そんな中指導農業士の認定式がありました。
これは県が認定するもので、文字通り農業を指導できるような方が認定をうけます。
が!式が新潟市であるのでそこまで行かなくてはなりません!!
おおよそ車で4時間かけてたどり着いたのですが、やはり雪が多い!し寒い!!
新潟市内でもこんな積雪があるのは珍しいそうです。
式↓ 人気が無い画像ですいません。
夜もこんな感じ。
さらに人が写っていませんね(=_=)
名誉な認定を受けたので、これからも農業技術の研削と若手の指導をビスゥィー!!っとしていきたいと思います。
若手の指導って・・・・歳とったなぁ(笑)👴💦
~お知らせ~
以前からお問い合わせの多かった有機米糀(100%自家農園有機米使用)が、ようやくHPで販売出来るようになりました!
こちら1Kg単位での販売(1500円)となっております。
システム上1Kgごとに送料がかかってしまいますので、複数お求めの方はコメント欄に(送料再計算希望)と明記してください。
こちらからまとめた場合の送料を計算してお知らせ致します。
そして、、、申し訳ございません。。
ツバメのミルキークイーンが完売となりました。
毎年売り切れが早くて皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m
他の品種もそうですが、来年はもう少しいっぱい作りたいと思います。
(毎年言っているような気がしますが(-_-;))
今在庫があるものは「ツバメのコシヒカリ」と「ふたえぼし」となります。
品種が少なくなってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます。
うおぬまのお米農家
代表 小岩
新年あけましておめでとうございます!
朝から山はこんな感じです。
早速神棚に新年祈願。
(もう雪は勘弁してください)
違ーーーう!!
(今年も良いお米が出来ますように)
こっちが正解(。・ω・。)
今年もスライムのように地を這って一生懸命精進致します。
雪の量は相変わらず変化ありませんが子供は大きくなったようで、、なんとおにぎりを作ってくれました!!
そして火曜サスペンス劇場のテーマを歌いながら絶壁についての説明を受けました。
おにぎりのおかずには大根とにんじんとニシンをねせ糀で浸けた「きっこし浸け」です。
これは郷土料理なのですが、大根を「切り壊す」ところから「きっこし浸け」といわれるようになったらしいです。
お酒のつまみにも持って来いです。
話は急に変わりますが、昨年はなぜか「詰まる」年でした。
というのも水を入れているパイプや機械のホース、フィルター等が以上に詰まって地味に大変でした。
その前年はパンクや足回りの故障が異常に多い「足がやられる」年でした。。
ちなみに昨年は1回もパンクは無かったです。。。
年によって傾向が違うのは不思議でしょうがないです。
今年は一体どんな傾向があるのか、早めに察知できればいいなぁと思って目を光らせている次第です(@_@)
少し話がそれましたが今年も社員一同、目をギラギラ光らせながら田んぼを走り廻っていきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます!(^^)!
2018年 1月 1日
うおぬまのお米農家
代表 小岩 孝徳
今年も大晦日になりました。
年をとったせいか、あっという間に一年が過ぎていきます^^;
一年最後の日ですが、どうしても有機玄米の糀を作ってみたかったので新しいチャレンジをしています。
こちらが玄米をふかした状態。
アップです。
艶があってきれいです(。・ω・。)
1回目の切り返し。
菌糸が少し繁殖しています。
最終的にこんな感じになりました。
割ってみると、一応中まで菌糸が繁殖しているようです。
この「玄米糀」ですが、実はお米の生態と反しています。
お米の籾殻と糠層は、田んぼに落ちても簡単に腐らないような作りになっています。
籾殻は脱穀すれば無くなるのですが、糠層は精米しないと無くなりません。
このいわゆる「米ヌカ」という部分が実は相当腐敗しにくい物質です。
肥料作りに使われている有機物は米ヌカの他に大豆・菜種油かす・魚カス等様々ありますが、群を抜いて分解しにくいのがこの「米ヌカ」です。
そしてこれを短期間で強制的に菌を繁殖させたものが玄米糀となるのですが、やはりヌカ層は簡単に菌が分解・繁殖できません。
なので各社色々な方法で糀化させているようです。
表面に傷を付けて糠層をボコボコにする方法やお米を割って糀化しやすくする方法等があるようです。
それと、もう一つの問題は玄米を水に浸したときに出る「アブシジン酸」です。
これは秋に田んぼに落ちてすぐ芽が出ないようにすることと病原菌から身を守るためのものです。
しかし、酸なのでやはり菌が繁殖しずらいです。
これを除去するには最低2日くらいぬるま湯に浸けないといけません。
よく玄米食で問題になるのもこの「アブシジン酸」です。
このような状況を乗り越えて作るのが「玄米糀」です。
どのようにしてこれらの課題を乗り越えられるかが今後の課題となります。
来年もチャレンジする事が多いです!(^^)!
こんな年末までドタバタしている私ですが、来年もお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
そして、今年一年お世話になった皆様に感謝申し上げたいと思います。
大変ありがとうございました!! 良い年をお迎えください。
うおぬまのお米農家
代表 小岩孝徳
U字工事ではありません、有機糀です。
冒頭からすいません。。。ごめんねごめんね~!!(・д・)
ということで以前からお問い合わせの多かった有機糀を作る事ができました。
最初に、精米。
ぬかの部分が少ない方が良いので2回精米します。
本来コシヒカリは粘って糀には向いていません。
精米してすぐのものは尚更粘るので、日にちを置きたいのですがそうも言ってられないのですぐ作ります^^;
ふかし後の画像↓
そして完成。真っ白!ふわっふわ(。・ω・。)
飛び込みたい衝動に駆られます。
ですが、ここからもう3工程!ほぐして
糀の力を下げたくないので、半乾燥ぐらいにしておきます。
ただ、水分があると糖化が進んでしまったり空気に触れると勝手に発酵して発熱したりしてしまうので、真空パックにしています。
これは普通の糀のパッケージです。
作り方は普通の糀と一緒なのですが、なぜ今まで出来なかったかというと、、、
お米の量が少なかったからです・・・(-_-;)
今まではもったいないのですが減農薬のお米と有機のお米を混ぜて糀にしていました。
ですが今年は冷害で小さいお米がいっぱい出たので(中米と呼んでいます)これを使用する事ができました。
なので正直言って来年はあるか分かりません。。
とりあえず数量限定で出荷致します。
そしてこれが、新発売!!有機糀パッケージ。
違いが、、、、微妙(笑)お分かり頂けますでしょうか?
右上に「有機米100%使用」と書いてあるだけです。
原料のお米が少ないので、このくらいで勘弁してくださいm(_ _)m
価格は1Kg単位で1500円(税込)と送料になります。
要冷蔵なので、送料が若干高くなりますがご了承くださいm(_ _)mm(_ _)m
もう少ししたら、ホームページで注文出来るようにしておきます。
待ちきれない方はメール等でご連絡くださいませ。