ボカシ作り
2023.2.25
今年は大雪だと騒がれていましたが、今はこんな感じです。
まぁまぁ高く積もったと思ったのですが、除雪をしていると昨年より50センチ以上少ない気がします。
昨年末から2回ほどドカンと降って「大変だー!!」と言う思いがあったのでさぞかし積雪が多くなったと思い込んでいたのですが後半天気が良かったせいかあまり積もりませんでした。
米倉庫の周りも除雪は何回かしましたが、こんな感じです↓
周りを雪に囲まれて雪室状態です。
米倉庫は常に6℃くらいを保っているのですが、実は外気が寒いのでほとんど電気代がかかりません。
雪国のいい所は低温で保管できるところですね(/・ω・)/
お米は温度に敏感なので、環境的には恵まれていると思います。
(人には厳しい一面もありますが( ゚Д゚))
米作りの方はもう始まっていて、ボカシ作りを開始しています!
撹拌機をフォークリフトで持ち上げるの図↓
そして米糠と菌を混ぜて有機肥料の「ボカシ」を作っています↓
この「ボカシ」も寒い方が酵母がじわじわと増えて良い肥料になります。
そこらへんはお酒とすごく似ているので、ボカシの事を「田んぼが飲むお酒」と勝手に言っています。
ボカシの酵母が増えるとアミノ酸を多く生成するのでそれがお米の食味にも繋がっていきます。
いつも自分が飲んでばかりなので、たまには田んぼにも「お酒」を飲んでもらって労をねぎらいたいものです。
これからあっという間に春になって田植えが始まります。
今年はお米の作付けが50町歩を越えたり、新しい品種に取り組むなどまだまだ色々と挑戦していきますが、どんなに面積が増えようが田んぼという大地には変わりないので、その大地という大きな生き物と一緒にgive and takeで楽しく生きていければ良いと思います。