直まき
2013.6.16
直まき(田んぼに種の状態で播く方法)の田んぼから芽が出てきました。
10年前にやったときは、芽を出してそのまま線状に播いたのですが、雀に食べられたり、播く量が一定でなかったりして、なかなかうまくいきませんでした。
そのときからメーカーには線状ではなく点状に播いていく方がいいよーーって言っていたのですが、10年たって改良されたらしく、点状にまいて鉄で種をコーティングする様になっていました。
鉄でコーティングするというのは、鳥に食べられないようにするためです。
今の問題点は、コーティングなしよりコーティングしたものの方が芽が出るスピードが遅いということです。
この「初期成生育が遅い」という事は、水管理や雑草対策に大きく影響してきます。
しかし、今モリブデンコーティングなどで、飛躍的に初期生育を良くする方法が研究されてきているので、10年後には殆どが直まきになってくると思います。
日本から育苗ハウスがあまり見られなくなるかもしれませんね(‥;)
カテゴリー: 魚沼産コシヒカリ奮闘記