1月, 2019年
糀料理
2019.1.28
只今魚沼市は雪に覆われており、旧守門村では積雪が160センチを超えております。
そんな中、冬の仕事の糀作り真っ最中です。
出来たてホヤホヤの糀。
割ると中まで菌糸がビッシリ詰まっています。
波状にして半乾燥状態に仕上げます。
ここまではいつもブログに書いているのですが、今日はこの糀を使った料理を紹介したいと思います。
これは魚沼市の郷土料理のひとつで「きっこし漬け」と言います。
大根、人参やニシンを少々の塩と寝せ糀に2~3日漬け込んだ料理です。
漬け込み過ぎるよりは、大根がシャキッとしている位がちょうどおいしく頂けます。
「きっこし」というのは大根や人参を「切り壊す」という言い方から来ているらしいです。
こちらはホッケ浸けです。
きっこし浸けと同じように寝せ糀に浸けますがホッケの代わりにニシンのときもあります。
これは、漬け込んでからまめに汁を取ったりしないといけないので作るのに手間がかかります。
ごはんのおかずにもなりますが、なんと言ってもお酒のつまみに最高です!!
このような郷土料理も今は見かけることが少なくなってしまいました。。
地元に伝わる糀文化を料理とともに残していきたいものですね(^_^)b
寒中塩水選
2019.1.12
皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
より多くの人が幸せに過ごせる年になりますようお祈り申し上げます✨
あっという間に年が明け、年末からの会合(飲み会?)で若干肥えた小岩でございます。
ダイエット代わりに除雪を!と思ったのですが、そういうときに限って雪が降らない(゚Д゚)
まぁ生活する分には楽なのですが、スキー場等は大丈夫なのかという心配もでてきます。
先日種籾の塩水選をしたので、その模様をお伝え致します。
塩水選とは、比重の重い健康な種を塩水につけて選別する作業です。
重い種は沈み↓ 軽い種は浮く↑ という事になります。
まずは水に塩を投入。
まぜまぜ、ひたすらまぜまぜ。
水が冷たいので溶けにくいです。。
ためしになめるてみると超しょっぱい!!
そこに種籾を投入ーー!!
ここからは手際が肝心。
あまり長い時間浸けておくと染み込んでしまいます。
浮いたお米を皆ですくい取ります。
それを網袋に入れて、沈んで残った籾(こっちが苗に使う大事な種です)も別の袋に入れます。
籾の入った袋を急いで水に浸します。
少しの間、塩を流していきます。
そしたらすかさず脱水。
専用の脱水機で水分を取り除きます。
以前は洗濯機で脱水していましたが、やはり専用機の方が水分のキレが違います!(^^)!
ちなみに中はこんな感じ。
強力なだけあって偏ったまま脱水するとガッツンゴッツン飛び回って大変なことになるので均等に種籾を入れるように気をつけます。
このあと自宅のストーブの前に置いて水分が15パーセントになるまで乾燥したらできあがりです。
今年もこの種籾で悪天候に勝てるような立派な稲に育てたいです!
そしておいしいお米をお届け出来るように頑張っていきたいと思います。