糀料理
2019.1.28
只今魚沼市は雪に覆われており、旧守門村では積雪が160センチを超えております。
そんな中、冬の仕事の糀作り真っ最中です。
出来たてホヤホヤの糀。
割ると中まで菌糸がビッシリ詰まっています。
波状にして半乾燥状態に仕上げます。
ここまではいつもブログに書いているのですが、今日はこの糀を使った料理を紹介したいと思います。
これは魚沼市の郷土料理のひとつで「きっこし漬け」と言います。
大根、人参やニシンを少々の塩と寝せ糀に2~3日漬け込んだ料理です。
漬け込み過ぎるよりは、大根がシャキッとしている位がちょうどおいしく頂けます。
「きっこし」というのは大根や人参を「切り壊す」という言い方から来ているらしいです。
こちらはホッケ浸けです。
きっこし浸けと同じように寝せ糀に浸けますがホッケの代わりにニシンのときもあります。
これは、漬け込んでからまめに汁を取ったりしないといけないので作るのに手間がかかります。
ごはんのおかずにもなりますが、なんと言ってもお酒のつまみに最高です!!
このような郷土料理も今は見かけることが少なくなってしまいました。。
地元に伝わる糀文化を料理とともに残していきたいものですね(^_^)b