いざ、源泉へ
2024.8.7
8月になり稲も成長期真っ盛りです。
今年は雪が少なく水不足が心配でしたが、雨がちょうどよく降ってくれたおかげで順調に育っております。
わりと遅くに植えた稲も穂が出始めています。
積算温度が高いせいか、全体的に生育が早くなっています。
稲刈りも早く始まるかもしれません。
有機の田んぼは最後の仕上げで草を刈っています。
これを皆は「カリカリ」と言っています。
草を刈る音?でしょうか??
ちなみに道路に落ちた泥を押して外に出す「スノーラッセル」があるのですが、これのことを「ガーガー」
と呼んでいます。
↑これです
念のためですが、これは魚沼の方言ではありません。うちだけで使っている専門用語です(笑)
なんか擬音が多いような気がしますが、、
本題に戻りますが、この時期になると有機田に水を入れている源泉に点検に行くことにしています。
有機のため池からさらに直線距離で600m登った山の中腹にこの源泉はあります。
行くまでのの道を整備しながら進んでいくので(行くのは私たちだけなので獣道しかありません。。)
半日を要します。
やっとたどり着いた源泉です↓
手を入れると10秒浸けていられないくらい冷たいです!
この源泉は雨が少ない時でも一定の割合で水が出続けるので貴重な命の水源です。
今年も異常が無い事を確認しました。
これで安心して米が作れます。
機械の方も稲刈りに向かって追加やラインの変更をしています。
毎年変わるので大変ですが、何とか秋までに仕上げる予定です。
そして念願の食味計も導入しました。
自分のお米の品質を測るのに必須だと思っていたのですが、、、 なんせ値段が高いので今まで足踏みしていましたが、ようやく手に入れる事ができました。
機械の計測と実食で自分のお米の品質管理が今まで以上の精度でできるようになりました。
昨年のような高温の年もあるので、農作業だけではなく収穫後の設備も万全な体制を整えていきたいです。
ちなみにこの機械は新潟県で2台目の導入だそうです。
まだあまり普及していないようです。
しかし、色選が昔はほとんどの農家は無かったけど今はかなりの農家が導入しているので、これも時間が経つにつれ多くの農家が導入するようになると思います。
そして、新米のお届けですが、例年通り9月20日頃からの発送を予定しております。
今年は少し値上げを余儀なくされましたがご容赦くださいm(__)m
お盆明けくらいにHPの更新とDMの送付を考えておりますので、今年もよろしくお願い申し上げます。
(※メールであればいつでも新米予約受付けられます)