2013.2.4
「うおぬまのお米農家」のイメージキャラクターが決まりました(*^_^*)
以前うちの田んぼの上だけツバメが飛んでいる所を見たので、「ツバメ」をベースに色々な構図で書いてもらいました(私が書いたのではありません(-_-;)念のため)
しかしまだ名前が決まっていないので、誰か名付け親になって下さい。。
ツーちゃんやバーちゃん(婆?)ではあまりに芸がないので、なにかあっと驚くような名前がいいです( ^o^)ノ
ちゃんと決まりましたらお披露目致しますね。
‘魚沼産コシヒカリ奮闘記’
お米販売
2013.2.3
先日ですが、立川伊勢丹にてお米の販売を手伝ってきました。
なかなかお客様と直接お話できる機会が少ないので貴重な時間でした。
白米や玄米を炊いて試食として食べてもらうのですが、玄米を食べられる方が多いことにビックリでした。
今は普通の炊飯器にも玄米モードがあったりするので、さほど昔より抵抗がないのかもしれません。
私もその場で炊いたものを食べたら結構おいしかったです。
「米糠には栄養が多く含まれているのでもったいない」と言われる方が多くいました。
これは10年前には殆ど言われなかったことですが、今は健康志向がかなり高まっていることを非常に感じます。
玄米食も一時のブームでは無く、続いている様な気がします。
消費者が求めれば作り手も変わっていくので、何年かしたら有機栽培は耕作面積の半分を占めるようになっているかもしれません。
肥料つくり
2012.1.21
毎年恒例の肥料作りの時期がやってきました。
色々な有機物を混ぜて肥料を作るのですが、うちで作っているのは有機肥料のなかでも「ぼかし」という肥料にあたります。
この「ぼかし」は菌を繁殖させることにより肥料の効きをゆっくりにする「ぼかす」ことから来ている名前らしいのですが、私が作っているものは化成肥料と同じ早さで効いてきます。
早く肥料を効かせることは結構大変なのですが、中山間地で地温の上がらないところではこういう肥料にしないと最初の生育がよくなりません。
そして何よりも大事なのは「菌そのものを田んぼに入れる」という事が大事です。この「菌」は良いものから悪いものまで様々ありますが、良い菌を繁殖させて撒ければ、生育や食味や病気予防、雑草の減少にまでつながります。しかし有機物をそのまま入れるのは非常によくありません。何故なら「腐敗」が進んで先程とは真逆の効果になってしいまいます。
そうなったら大変なので、有機物に良い菌を繁殖させて撒いています。そうすれば稲はとっても喜んで育ってくれます。
10年前
2013.1.10
皆様、今年も宜しくお願い申し上げます。
最近色々とファイルを整理しているうちに、10年前の写真が出てきたので、ご紹介します。
といってもただの草むら画像?のようにしか見えないと思います。
実はこれは最初の頃の有機栽培の写真です。
稲が無い!ものや草しか見えないものなど、とてもたんぼとは言えないものばかりです。
稲や土のことがまだ分からなかった当時、がむしゃらに種をまき、がむしゃらに草取りをして週一で整骨院に通っていました。
しかし、自然にはかなわない事を、そして人間の非力さをいやという程思い知らされた時でした。
例え自分の力が5倍、10倍になったとしても、自然からは針の先のようにしか映らないという感覚を覚えました。
「自然と共に生きる」これは「そうできれば良いこと」ではなく「そうしなければ続かない」事を意味していると思います。
人は自然という大きな生き物の一つの細胞でしかなく(しかも手足の細胞に近いような気がする、、)その細胞が全てをコントロールするのはおそらく無理でしょう。
そう知った時から、自然を少しは理解するよう自分なりに努力してきました。
今は、一年に草取りは最高で3回たんぼに入っています。
今年は・・草取りゼロに挑戦してみたいです。
「自然と共に生きる」事はひょっとしたら最高に「楽」になれるということを意味しているのかもしれませんね(^_^)
この一年。
2012.12.31
気づいたらもう大晦日になりました。
今年は雨が降らなかったり、圃場整備で田植えが送れたりでとても忙しい年でした。
そんな中でも、手伝ってくれる人や、励ましてくれる人に助けられ、支えられてやっと乗り切った年でもありました。
つくづく「人は一人で生きているのではない」という事を実感しました。
課題も多く、来年には変えなければいけないこともたくさんあります。
しかし、減農薬栽培、有機栽培の手応えをしっかりと感じた一年でもあります。
「良食味・多収・安全」これはどれが欠けても農業を続けることはできなくなります。
今まではこの3つを得る事は難しかったのですが、それができるという可能性を知った年でした。
毎年、毎年、農業は初心者です。
また来年も初めて田んぼに種を撒いた時のように、新鮮で、感動する稲作をしていきたいと思います。
お米を買ってくださった皆様、手助けをしてくれた皆様、誠にありがとうございました。
それでは、よいお年を!